Jilog

お風呂に入っていると、突然、苺の泣き声が聞こえます。

また怒られたか、もしくは、嘘泣きだなｗと思って聞いていたのですが、
お風呂まで聞こえる泣き声は滅多にないので、おかしいなぁ？と思っていました。

すると、ママがお風呂に入ってきて、

「苺ちゃんの腕があがらなくなった！」

「痛い痛いって泣き止まないのよ・・・」

と言ってきました。

急いで苺の腕を見に行きます。

右腕がだらーんとなっていて、脱臼のような感じになっています。
でも、肩は普通に見えます。指先も動くようなのですが、
肘を曲げようとすると「いたい」と泣き出します。。

しばらく様子を見ようかどうしようか迷ったのですが、

「病院行こうか・・・」

と言って、すぐ準備を始めました。

準備が終わって、車に運んであげても右腕を全く動かさない苺。。

ママは、

「壁をがりがりするから、腕を引っ張ったら泣き出した・・・」

と言って、自分を責めています。

苺に

「ごめんね。ごめんね。」

と何度も謝っていたので、

「ママは悪くないよね。病院行くからすぐ治るよね。」

と苺に言い聞かせていました。

夜間病院に着くと、先生は状況を聞いただけで、何が起きたのか分かったみたいです。
肘を「クイッ！」とひねると、苺が大泣きして抱きついてきます。
はい。さっきまで動かなかった右腕を動かして抱きついてきています・・・

診断の結果は、

肘内障（ちゅうないしょう）

と呼ばれる症状だそうです。

２歳以下くらいの幼児の手を急に引っ張ると、急に痛がって腕を動かさなくなります。
脱臼のように見えるのですが、脱臼ではなく、骨が外れかかってしまう状態になるらしいです。
乳幼児は骨の形成が十分にできていないので、よく発生する症状のひとつだそうです。
ただ、一度発生すると、再発する可能性が高くなるので、
「手を急に引っ張ったり、手を掴んで持ち上げたりするのはやめてください。」
と注意されました。
小学生になる前くらいには自然に発生しなくなるそうです。

一時はどうなるのかと心配したのですが、
家に帰ってみると苺はケロッとしていて、手も腕も普通に動かしていました。

再発する恐れがあるみたいなので、注意して接していかなければいけないのですが、
とりあえず、大事には至らなかったので、一安心しました。

みなさんもお子さんと接するときは注意してくださいね！

【今日の真夜中】
　突然、手が痛くなり、病院に連れていかれた苺。
　少し興奮したのか、帰ってからもしばらく寝ませんでした。
　ママはどことなく元気がなかったのですが、苺の
　「ママ　ちち（母乳）　く・だ・さ・い」
　と言ういつもの言葉に安心して、２人で仲良く寝ていました。。