父と子の試練
今日は苺を連れて、じろのサッカーの試合に行ってきました。
じろと苺、２人だけで行きました。
ママはお留守番です・・・
というのも、今週の土日は、じろの予定がびっしり入っていて、
じろ家家訓第１２項：
「土日はママタイムを設けること」
が守られそうになかったので、苺だけ連れて行くことにしました。
サッカーの試合には何回か連れていったことがあります。
しかし、前回はママ付きだったのにも関わらず、
みんなの前で大泣きしていました・・・・・
苺は男性の大人が苦手です。
知っている人といえば、しょう君パパとまー君パパなど数名・・・
すっごく不安だったのだけど、
「いちごちゃんも サッカー いくの」
と言って、行く気マンマンでした。
「知らない人もいるけど、１人で応援できる？ 泣かない？」
「うん。 "パ〜パ がんばれ" っておうえんするの」
と泣かないで応援してくれると約束してくれました。
さてさて、ママも本当に大丈夫か不安だったみたいなのだけど、
苺本人はサッカーの試合に行くことを楽しみにしているようで、
出発３０分前から玄関の前に陣取っていました（たぶん置いて行かれないようにｗ）
まずは、集合場所まで、しょう君パパをお迎えに行きます。
そして、苺がびっくりしないように事前に説明します。
「しょう君のパパが車に乗るからね。」
「だめ」
まじか！ｗ
昨日と言ってることが違うじゃん！
そして、しょう君パパが車に乗ってから終始無言になる苺・・・
『今日は嫌な予感がする・・・』
と、じろの不安は増えるばかりです。。
試合会場についても無言のままでパパにべったりの苺。
最初にしゃべった言葉は、お菓子をもらったときに自然に出てきた
「ありがと」
と言う言葉でした。（偉い偉い）
隣接している公園で２人で遊んでいるときは、すごくしゃべっていました。
苺も「待ってました！」と楽しそうです・・・
しかし、みんなの輪の中に入ると無言になります。。
まー君パパも苺の相手をしてくれたりしたのだけど、
「試合に出れるの？」
と不安そうです。
はい。じろもかなり不安ですｗ
試合直前。
「パパ試合してくるから、ちょっと待っててくれる？」
と聞いてみると、
「だめ」
・・・_|~|○
やっぱりダメかもしれない・・・
じろが離れて泣いたら、チームに迷惑かけるけど、
試合は諦めようと思っていました。
そして、試合に出る時間です。
応援ベンチに座って、じろを不安そうに見つめる苺。
その脇をチームメイトが固めてくれて、
なにやらお話をしているようです。
試合中も２・３回苺の様子を見てみたのですが、
チームメイトの隣にちょこんと座って、
静かに試合を見ている様子です。
じろも安心して、試合に集中することができました。
試合が終わって、チームメイトに聞いてみると、
パパがいなくて不安そうだったけど、静かに試合を見ていたよ。
と言っていました。
苺のお話相手は、同じ２歳の子供を持つパパさんで、
苺とたくさん会話をしてくれたみたいです。
「パパがいるときより、よくしゃべってたよ。」
と言われてしまいましたｗ
ときには親が甘えられるという存在になってしまって、
わがままを言ったり、他の人と話さないでいいという壁になってしまうのでしょうか？
それでも、じろがいないと理解できたときに、
他の大人ともコミュニケーションが取れたことが分かって、
じろもほっとしました。
来年の幼稚園に向けても、いい経験になったと思います。
結局、今日は人見知りで泣くことはありませんでした。
苺が泣いたのは、飛んできたボールが当たって、
持っていたお菓子を落としてしまったときだけでした。
まぁ、これは事故ということでカウントしないでいいでしょうｗ
解散のときには、苺はみんなに手を振って「ばいばい」と愛想を振りまいてました。
ちょっと遅いのだけどねｗ
帰りの車で、苺に今日の感想を聞いてみました。
「パパが試合してたとき、何話してたの？」
「なんさい？ってきかれて ２さいだよ っておしえたの」
「パパ がんばれ っておうえんした」
のだそうです。
残念ながら、苺の声援は聞こえなかったのだけど、
じろは苺が見てくれていたので頑張れたよｗ
そして、
「しょう君パパ いたそうだった」
と怪我したしょう君パパが気になっていたみたいです。
状況把握もできる余裕があったのですね。
じろにとって、苺だけをサッカーの試合に連れてくることは夢でもあったのだけど、
やっぱりママがいないと厳しい面があります・・・
他のチームメイトもかなり気遣いをしてくれていたし、
試合の準備や試合の観戦も落ち着いてすることができませんでした。
たくさんの人が優しく見守ってくれたので、
今日一日を無事過ごすことができました。
「サッカー部のみなさん、本当にありがとうございました。」
今日一日は、じろにとっても苺にとってもいろいろな試練があったと思います。
何か２人の絆が深まった気もしました。
帰りの車で、苺が唐突にしゃべった
「いちごちゃん パパ だいすき」
という言葉がとても印象的であり、うれしかったです。
【今日のママ】
一方、その頃。
ママタイムを満喫して欲しかったママなのですが、
「みなさんに迷惑かけてないかしら」
「大泣きして困らせてないかしら」
と心配で心配で落ち着かなかったそうですｗ
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コメント
ｻｯｶｰ観戦もできちゃうんですかぁ〜♪♪
うちは今度、ｽﾀｼﾞｱﾑ（地元）に行ってみようと計画中です♪♪
ﾊﾟﾊﾟのｿﾌﾄﾎﾞｰﾙの試合やｻｯｶｰの試合は、オジサン（上司）たちの膝にちょこんと座っておしゃべりや、ﾎﾞｰﾙなどで遊んでくれるので安心して連れていっちゃいますが。。。
プロの試合観戦となると・・・
応援対象がパパじゃないだけに他の人に迷惑をかけないか心配です(´ー｀A；)
パパだいすき♪なんてうれしいですねぇ〜ヽ(*´∀｀*)ノ.+ﾟ
読んでいて目じりが下がってしまいました♪
投稿者 とらママァン : 2007年07月27日 12:04
＞とらママァンさん
スタジアムいいですねー。
うちもサッカーか野球の観戦に連れていってあげたいです。
ただ、苺の場合、野球の存在を知らないかもしれないので、
やっぱりサッカーになるんでしょうね。。。ｗ
「パパだいすき」はうれしいですねー。
子供は本当に正直な気持ちを伝えてくるときがあるので、
こちらも本当にうれしくなってしまいます。
投稿者 じろ : 2007年07月28日 00:39
