Jilog

夕飯前、苺はママがいないので、

「さびしい」

と言って、泣いてばかりでした。

じろは、

「ママもお友達とお出掛けしたい日があるんだよ。」

と言って、苺の説得を続けました。

苺はじろにベッタリで、夕飯の準備も抱っこしたままします・・・

なんとか夕飯を終えた頃、苺はすっかり元気になっていましたｗ

そして、お風呂までの間、苺のドリーミング劇場が始まります。

「パパ！たいへん！わるいやつがはいってきた！」

「えー、苺ちゃん、やっつけてきて！」

「わかったわ！」

サングラスを装備して、変身した苺は悪者を退治しに行きました。

「えい！やー！とー！」

「あーん！ぱーんち！！！」

「はぁ、はぁ、はぁ、やっつけたわ！」

どうやら倒したようです。

「あ、ありがとう・・・」

そして、またゴソゴソと何かを準備しているようです。

「パパ！おみせやさんね！」

「いいよ・・・」

「いらっしゃいませーは？」

「いらっしゃいませー！」

「えーっと、これいただくわ。」

「はい。１００円になりまーす。」

「ちょっと　まってね。」

袋からトランプが出てきました。。

「これでおねがい。」

「はい。ありがとうございましたー。」

「・・・。」

「・・・？」

「おつりは？」

あ、トランプは１０００円の設定か！

「すいません。９００円のお返しです。」

と言ってる間に、苺は袋から積み木を取り出しました。

「もしもし、○○です。」

どうやら、電話らしい。

「あ。みやちゃん。」

『みやちゃんって誰だよ・・・』

「じゃ、パパにかわるね。」

店員は終わりらしい。。。

「はい。代わりました。」

「え！！！ママが！？」

「苺ちゃんに代わるね。」

ママに何かあったという設定で切り替えしてやった。

「はーい。またねー。しーゆー。」

軽く流された・・・ｗ

と、こんな感じで苺の「ごっこ遊び」に付き合っていました。
苺にはどうやら台本があるらしく、親はそれに従っていなければいけないみたいです。
そして、台本通りに劇が進むと満足して、次の台本が用意されます。。

苺は本当におしゃべりですね。。
ずーーーっとしゃべっていました。

お風呂に入る前は、自発的にお片付けを始めました。

「ママにおこられるから」

のだそうですｗ

そして、お風呂に入れて、お布団で絵本を読んでいると、

「あ！ママだ！」

お前はエスパーか！ｗ
じろも気付かない小さな音で、ママが帰ってきたことが分かったらしく、

「おむかえ　いっていい？」

と聞いてきました。

「いいよ」

と言うと布団から飛び出て、ママのもとに駆け寄りました。

「ママ、たのしかった？」

「さびしくて、ちょっとないちゃったの」

「こんどはつれていってね」

と言って、ママと抱擁していました。

そのあとは、ママと寝たいらしく、パパの役目が終わりましたとさ・・・ｗ

休日は昼間に苺と遊んでいればいいのだけど、
夜に苺とふたりきりで過ごすのは結構疲れますね。。

泣いて、甘えて、悪さして、、、

いつもと同じ苺なのだけど、普段はママに任せっきりな部分が多いことに気付き、
ママは毎日、この苺の相手をしているのだと思うと大変だなぁと実感しました。