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カードフラッシュ反対

今日はJilogでも質問の多いカードフラッシュ反対について考えてみます。

あくまで、じろ個人の考え方ですので、ご了承ください・・・

あと、公開はしないでおこうとお蔵入りさせた内容でもあるので、
Jilogの育児日記だけを楽しみにしてる人は見ないほうがいいですよw


まずは、以前に質問のあった
江原啓之のスピリチュアル子育て
という書籍の紹介です。

この書籍は、かなり前に読んだことあって、内容は知っていました。
この中で「カード式の早期教育は避ける」と書かれています。

世間では、早期教育が加熱するのと同時に、早期教育反対の意見も多いです。
それは、早期教育を始める前から知っていました。

この書籍に書かれている「カード式の早期教育は避ける」についても、
それらの早期教育反対のひとつとして受け止めています。

内容は、

・詰め込み型の早期教育は『チンパンジーの実験』と同じ
・カード式などで、暗記力を高めるタイプの早期教育は大きな弊害が出る
・次々とカードを見せられる事で、いつも焦っていて、
 条件反射でしかものが考えられない人間になる
・オールマイティーではなく、ある限られた能力を異常に際立たせる
・脳細胞には、本来、無制限の可能性があるうちに、
 その能力以外の部分が使わなくなる

のように書かれています。

たぶん、カードフラッシュに限定した内容なんだと思うけど、
江原さんの書いていることも間違いではないと思います。
それは「ゆとり教育」が生まれた背景にもある
「詰め込み教育」のことを言ってるんだと思います。

「ゆとり教育」や「詰め込み教育」についての賛否を問うつもりはありませんが、
どちらも一長一短で、「ゆとり教育」にも弊害があると言われています。


家庭保育園=カードフラッシュ


ではないのだけど、家庭保育園を知らない人から見れば、
カードばかりフラッシュしていると思われるかもしれない。

もし、家庭保育園がカードフラッシュだけの教材なら、
我が家では購入していません。
絵本やリトミカや歌などが含まれていて、
そこからEQ(心の知能指数)を育てます。
IQ(頭の知能指数)だけの早期教育ではないです。

そして、その中でフラッシュの時間はどれくらいあると思いますか?

1日10分もないです。

それ以外の時間は、よく遊び、よく泣き、よく笑っています。
乳幼児にとって、長い一日の10分で弊害が出るとは思えないのですよね。


カードフラッシュが危険。弊害が出る。

もしかしたら、弊害出るのかもしれません。

ただ、それは
「カードを見せておけば大丈夫」
と思っている親が危険なんじゃないかと思います。

重要なのは、「カードの使い方」で、
カードフラッシュに教育が偏らなければ問題ないと思っています。


あと、
「実物の物を見てないで、写真や絵だけで物の名前を覚えるのは反対」
という意見もあるようですが、少なからず、自分達もそうやって物事を覚えてきました。
実物の物だけで覚えていくのは、ちょっと無理ですし、
事前に知っておくことで、創造力が身に付くということもあると思います。




さて、もうひとつあった質問は、
「どんぐり倶楽部」
でのフラッシュ反対です。

こちらも以前から知っていたのですが、どんぐり倶楽部の考え方は、
カホや公文とは正反対に位置する考え方みたいです。
フラッシュだけでなく、算数の教え方なども、
他の塾講師さんとの意見が相違しているところもあります。

詳しく知らないので、どんぐり倶楽部を否定するつもりはないですが、
個人的には、サイトの構成が好きになれませんでした。(そこかいw)

なぜかというと、「あれはダメ」「これはダメ」と否定が多いからです。
「小学校の教え方がダメ」「百ます計算がダメ」・・・

「なるほどな。」と賛同できる内容もあるのですが、
その書き方が好きになれませんでした。

まぁ、こうゆうサイトも必要だとは思います。
フラッシュだけに偏った教育は、じろも賛成しませんし、
よさそうな箇所は取り入れるかもしれません。


ただ、これは、じろの性格の問題なのですが、

「他人を否定して自分を肯定する」

考え方は好きになれませんね。




さて、だらだらと書いてしまいましたが、
家庭保育園をやってる我が家の教育が正しいと信じたいだけなのかもしれませんw

我が家では、カードフラッシュはママが継続してくれています。
無理強いはしていないと思いますし、
カードより公園遊びやお絵描き、積み木遊びなどを大切にしているのも確かです。

それでも
「弊害あるからやめたほうがいいよ!」
とアドバイスくれる方がいれば、コメントください。


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コメント

何でもそうだけど「そればっかり」と言うのは良くないんですよね。
jilogさん家のやり方でいいんだと思います

江原さんの本は妹から「これ読んでみな」と言われてちょっと読んだ事があります
病気を持つ子供を持った親にしてみると
とっても救われる事が書いてあると思いました

公文に関しては娘が行っているので書かせてもらいますが、良い所もあり、悪い所もあります。
・悪い所は字が汚くなりやすい事と、月謝が高い事(1教科6300円です)
出来るだけ短い時間で問題をこなした方がいいので
どうしても字が乱雑になりやすいです。
なので私は「字は丁寧に書いてね」と言っています
・良い所は同じ所を何回も練習して確実に頭に刻みこむ事だと思います。

今は娘を公文にいれて良かったと思う事の方が大きいですね。
本を読む事も大好きだし、勉強する事は嫌いじゃないから。
まだ0・1・2歳児の親にしてみるとピンと来ないと思いますが
でも公文は小学校に入ってからその効果が出ると思います。
どんぐり倶楽部は私もなんとなく嫌だなぁ
HP見づらいし・・・宗教の勧誘と同じに見えてしまう(^_^;)

投稿者 yumi : 2006年07月27日 12:54

カードはテレビと同じで、一方通行のコミュニケーションになってしまうからなんでしょうね。
でもテレビにしろカードにしろ、じろさんの言う通りで、見ている時間は一日のうちのほんのわずか。

うちはカホも幼児教室も何もやっていませんが、カードフラッシュは市販のものや、手作りのものでやっています。

ポイントは「子供が飽きるちょっと手前で止める」
(なんて判断が難しいんでしょう!)
そして、「機嫌の悪いときには決して無理強いしない」
そう考えていけば、
「弊害なんてでません」
・・・と信じて続けたいと私は思っています。
もちろん、その他にかける時間を大切にしますけど。

投稿者 まる : 2006年07月27日 14:33

>yumiさん
はい。そればっかりは、よくないと思います。
江原さんは、ママが大ファンですよw

公文の考え方は、カホとよく似ています。
繰り返し覚えることで、数学などが本当に強くなるみたいですね。
パターンの力から、考える力になってるんだと思います。
月謝は結構高いんですねー。。知りませんでした。。

字が汚いって言うのもよく聞きますね。
東大とか行く人は、汚い人が多いみたいですよ。
公文は、苺が行きたいと言ったら、行かせようと思っています。
でも、小学生までの勉強は、じろが教えたいってのもありますw
まぁ、プロの真似は無理でしょうが・・・

>まるさん
手作りカード使っているのですか!
その愛情があれば、全然問題ないと思いますよ。

まるさんは、カホとかやってないのに、
カホの考え方をよくご存知ですね。
テレビの扱い、コミュニケーションの取り方、絵本の選び方、
よく勉強されていらっしゃって、いつも関心しています。
じろも本来は、その姿を目指したかったんですけど、
カホに頼ってしまいましたw

投稿者 じろ : 2006年07月27日 22:18

へえ。どんぐり倶楽部というのがあるのも知りませんでした。
じろさん、ものしり〜〜。

色々な考えがあって、みんな試行錯誤しながら正しいと親が思うものを与えるんでしょうね。
だから教育はおもしろいですね。

投稿者 そら : 2006年07月27日 22:31

>そらさん
どんぐりさんは、フラッシュとか調べてて見つけました。

そうですね。
どの親も試行錯誤して教育してるんでしょうね。
「これが正解!」ってのが見つかっていれば、
みんなとっくに真似していますよね。
教育は奥が深いです。。

投稿者 じろ : 2006年07月27日 23:03

こんばんは、じろさん。さっそくのフラッシュカードについてのじろさんの御意見をありがとうございました。普通にフラッシュしていれば問題なく良い効果が出ると思うし、毎回300枚〜500枚ものカードをフラッシュしたら弊害でても不思議ではないですよね?(何でもフラッシュしすぎで自閉症になった子供が毎回300枚〜500枚してたそうです。)「過ぎたるは及ばざるがごとし」ですね。じろさんの言う通り、「使い方の問題」が大事ですよね。これからもじろさんの教育の分析!楽しみにしてます!また、おじゃまさせていただきます。よろしくお願いいたします!

投稿者 まるこ : 2006年07月27日 23:38

>まるこさん
300枚〜500枚・・・
それはやりすぎですね。。。
そういえば、おしゃぶりのさせすぎで、
舌足らずで、歯並びが悪くなったと、
最近ニュースで流れてました。
やっぱり、良識の範囲内で何事も限度が必要ですよね。
その判断は親の責任になると思うので、
こうやって意見交換したりするのは、とても有効的ですよね。
これからも、よろしくお願いしますね!

投稿者 じろ : 2006年07月28日 23:15

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