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父性原理と母性原理

Jilogでもお伝えしているように苺は人見知りが激しく
少し甘えた子になっているようです。

まぁ、まだ1歳10ヶ月で親離れしろとは言いませんが、
その原因は、「父親」(じろ)にあると思っています。

今日はこのことについて考えてみました。


子育てにおいて、「父性原理」「母性原理」というのがあります。

「父性原理」とは、「切断する」という特性を示しているそうです。
それは物事を主体と客体、善と悪、上と下などに切断し分類する考えです。

「母性原理」とは、「包合する」という特性を示していて、
すべての物事を良くても悪くても包み込んでしまう考えです。
「わが子であるかぎり」自分の子が可愛いくて仕方ないのです。
「母性本能」という言葉もありますね。

そして、父性原理は、母性原理と違っていて、
「よい子だけがわが子」と考えてしまうそうです。
その原理から、父親は子供に厳しくしたり、子供を強く育てようと考えます。

簡単な例をあげてみると、
母親は子供に危険な経験をあまりさせたがらない面があるのに対し、
父親は多少危険であっても経験させようとする面があります。


欧米の文化では「父性原理」が強く、日本の文化では「母性原理」が強いと言われるのは、
日本の男性は優しく母性原理に近い人が多いからかもしれません。

あと、日本の育児本は、「誉めて育てる」「体罰はダメ」などと、
母性原理に重きを置いている本が多いのも原因かもしれません。


しかし、子育てにおいて、この「父性原理」と「母性原理」を

バランスよく与えられることが必要

と言われています。


さて、ここで、なぜじろが原因で、苺がこの性格になっているのかを考えてみます。

じろは、育児や教育に興味があり、苺のほとんどのことをママと一緒に決めてきました。
珍しいとよく言われますが、子育てにおけるいろいろな分野に口出ししています。。。

そして、ご飯を食べさせたり、オムツを替えたり、寝かしつけしたり、通院したり、
離乳食の勉強したり、教育や躾を考えたり、玩具や絵本を選んだり、、、
と、母乳を与えること以外の子育ては一通りやったと思います。

このことが母親と同じ立場という考えになって、
母性原理のほうが強くなったのかもしれません。

はい。苺のことがかわいくて仕方がないです。
良くも悪くも「我が子がかわいい」のです。。

最近では、やっと父親の役目も理解して厳しくすることを覚えましたが、
昨日の日記を読み返しても「抱っこ」することが好きだし、
まだまだ甘い親なのかもしれませんね。

できれば、叱るのはママだけの役目で、
パパは優しいと思われたいという本音も持っていますw


もちろん今までも、父性原理の働きも見せてきたと思います。
いろいろなことを体験させたり、挑戦させたりしていたと思います。
ただ、じろの場合、「こうすればこう育つ」と客観的に考え過ぎてしまい、
父性原理が働いて実践しているとは言えないかもしれません・・・

このように、じろの父性原理が足りなかったせいで、
苺は人見知りがなくならず、親に依存しているのではないかと考えています。


「父性原理」は、子供に冒険心自立心を身に付けさせる上で大切です。
そして、運動面だけでなく、社会になじみやすい性格にするのは、
父性原理のほうが重要なのではないかと考えています。

この苺の性格は個性のひとつで、いずれなくなるとは思っていますが、
大きくなって、「対人恐怖症」になったりするのだけは避けたいと思います。

と言っても
「知らない子供達の輪の中に無理やり行かせる」
と言ったスパルタ育児はやりません。

「切断する」という力が強すぎても逆効果になってしまうことも
頭に入れて子育てしないといけないと思います。


最後に、幼児期に関わりを持たなかった父親の場合、
子供が思春期になってから抱えた問題に対して、
それを父親の力で克服させることが難しくなるそうです。


【今日の失敗】
 ・昨日、病院で苺がキャンディーをもらった。

  そして、苺はそのことを覚えていたらしく、

  苺:「キャンディー さがす」

  ママ:「どこにあるの?」

  苺:「バッグ」

  と言って、ママとバッグを探していました。
  (ちなみにママはキャンディーの存在を知りませんでした。)

  ママ:「どんなキャンディー?」

  苺:「赤のキャンディー」

  ママ:「どこでキャンディーもらったの?」

  苺:「パパと・・・」


  苺:(,,゚Д゚)


  苺:「パパ・・・たべた・・・」


  ・・・・・・


  『ばれた!!!』


  はい。ごめんなさい。パパが食べましたw
  どうせ苺には食べさせないからと、パパが食べてしまいました。
  自分で子供の記憶力はすごいとブログで書いておきながら、
  『どうせ覚えてないだろう・・・』
  と、苺に内緒で食べてしまいました・・・

  しかし、色まで覚えているとは思わなかった・・・


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コメント

こんばんは。

安心して手放しで甘えられる親がいるということはとっても幸せなことなんだと思います。
私も「抱っこ癖が付く」と昔の人に言われましたが、多いに結構!と思っています。
確かにもう重いですケドね。

人見知りさんは・・・
苺ちゃんはよく考えて行動しようとする慎重派なのではないでしょうか?

投稿者 桜 : 2007年01月31日 23:56

>桜さん
そうですね。頼られているうちはうれしいです。

抱っこ癖は我が家も悪いこととは認識していないので、
たくさん抱っこしてあげています。
愛情表現のひとつですしね。

苺は、特に大人の男性が苦手で、ほんと申し訳ないくらい嫌がりますね。。
相手が好意的なので、余計に人見知りが目立ちますw

2歳の誕生日プレゼントは決まりましたか?
我が家はクリスマスが玩具だったので、それ以外を考えています。。

投稿者 じろ : 2007年02月01日 23:06

お久しぶりです.我が家もすごい人見知りですよ.知らない人だと足にまとわりついて抱っこ〜!!です.同級生のお友達に対してもです.良く行くスーパーのレジのおばちゃんでもバイバイくらいで笑顔はありません.男の人はパパも含めて苦手ですね.これはまずいですよね!お子ちゃまはただ今ママ一筋です.2歳のプレゼント,悩み中です.何か良いものがあったら教えてください!

投稿者 ちゃこ : 2007年02月02日 18:47

>ちゃこさん
人見知り度が似てますね。
苺もあまり受け付けませんw
1日一緒にいれば慣れることもあるのですが、
そうなると近い友達か親族だけになりますよね・・・

2歳の誕生日プレゼントは、クリスマスに買えなかった物を買おうかなと思ってます。。

投稿者 じろ : 2007年02月04日 01:00

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